高齢者施設でのレクリエーションで、司会進行をする時のポイントを考えてみましょう。レクリエーションは、参加する方々もとても楽しみにしていますので、盛り上がり、楽しめる企画となるように、進行する必要があります。進め方のコツとしては、まず、参加者の緊張をほぐしてあげましょう。簡単な運動や、名前を伝え合う自己紹介など、短時間でいいので、硬い表情がほどけ、周りの人と打ち解け合えるよう進めます。
場の雰囲気が和らいだところで、いざレクリエーションの始まりです。進行を担当する方は、常に笑顔を絶やさず、スタッフ本人が楽しむ姿勢が大切です。前もって、企画を念入りに行った場合でも、こうするべきと言った固定観念を捨て、その場の雰囲気や集まった人たちの状況で、臨機応変に変更するゆとりが大切です。また、レクリエーション中は、積極的に参加者に声がけをしてあげてください。これにより、参加者の方々も、意欲がわき、前向きに取り組めるようになります。加えて、目立つ人だけではなく、影に隠れてひっそりとしている人にも、目を向け、声がけをしてあげましょう。
注意点は、レクリエーション中、盛り上げることに夢中になるあまり、参加者の安全を損なわないことです。特に、軽い運動を行う場合に、危険があってはいけませんので、その方の症状に合わせて、スタッフが援助することも忘れないで下さい。レクリエーションは、楽しいものですが、すべての人に強要はできません。体調が良くなく気分が乗らない場合は、次回に参加を延期しても良いのです。ぜひ、参加者が気持ちよく楽しめるレクリエーションを企画し、進行してください。
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